日馬富士暴行事件に揺れる相撲界 九州場所の内容も・・

2017年11月21日 11:57

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■悪いニュースが止まらない

 日馬富士と貴ノ岩の暴力問題が発覚以降、相撲界の悪いニュースが止まらない状況だ。話は大事になってきており、モンゴル力士のパイオニア的存在である旭鷲山と朝青龍まで飛び火してきている。この2人の間には確執がある言われ、もはや正当性があるなしというよりは自分側の力士(旭鷲山なら貴ノ岩、朝青龍なら日馬富士)の肩を持つ発言をするようになっている。

 相撲協会への不信感からか、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方の行動にも不可解なものがあり、相撲協会は相撲協会で「九州場所が終わるまで何とか乗り切ろう」という魂胆が見え透いている。「この事件についての本当のことを知りたい」というファンは少なくないだろうが、それ以上に相撲協会の対応に辟易しているファンは少なくないだろう。

■九州場所の内容がひどい

 そんな中、力士が目を見張る取り組みをしているかと言えば、あまりそうではないように見える。特に横綱稀勢の里は覇気がない相撲ばかりで、「これが横綱なの?」と思わされる取組ばかりだ。負けることは仕方ないにしてもあまりにも内容が悪すぎ、三役レベルにも至っていない。結局、4場所連続の休場となってしまった。

 高安にしても問題がある。大関昇進をかけた場所ほどの集中力が感じられない。大関昇進前は下位の力士に対して圧倒的な力の差を見せつけていた。研究されつくして負ける取り組みも多くなったというだけでは説明がつけられないほど弱くなっている。

■ファン離れは否めない

 協会がだめ、力士がよくない、となれば考えられるのはファン離れだろう。個人的な意見としては、一観客として相撲を見に行こうという人の減少はさほどないのではないかとは思う。それは相撲ファンでなくとも「一度は相撲を見てみたい」という人は意外と多く、チケットが取れるのであれば行こうという気を持っている。そのため満員御礼にならなかったとしても相応の観客は確保できるはずだ。

 問題なのはタニマチが減ることである。力士を支えているのはファンと上得意であるタニマチである。タニマチは相撲を見たいという思いもあるが、特定の力士、部屋、相撲を支えたいと思っている人の集まりだ。相撲界のごたごたなどをニュースで見てしまうと、「タニマチをやめてしまおうかな」という気になる人は少なくない。

 大惨事といっても過言ではない九州場所の前半が終わった。後半は力士だけでも巻き返しを図ってほしいところだ。

関連キーワードモンゴル稀勢の里大相撲高安日馬富士

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