ダイハツ「ハイゼット カーゴ」「アトレー ワゴン」をマイナーチェンジ

2017年11月14日 07:06

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ハイゼット カーゴ デラックス“SAIII”(写真: ダイハツ工業の発表資料より)

ハイゼット カーゴ デラックス“SAIII”(写真: ダイハツ工業の発表資料より)[写真拡大]

  • アトレー ワゴン カスタムRS“リミテッドSAIII”

 「ムーブ」や「タント」など多くの軽自動車を世に送り出してきたダイハツ。そんなダイハツの軽自動車の中でも最も長い歴史を持つ商用車「ハイゼット カーゴ」とハイゼットの乗用車版である「アトレー ワゴン」がマイナーチェンジを実施し発売された。

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 今回のマイナーチェンジで注目すべき点は、軽自動車の商用車として初めて運転支援機能「スマートアシストIII」を搭載したことだ。ダイハツが開発した予防安全機能である「スマートアシスト」には、「衝突警報・自動ブレーキ」「車線逸脱警報」「誤発進抑制制御」「先行車発進お知らせ」「オートハイビーム」の各機能が集まっている。

 今回搭載されているスマートアシストIIIは、前回のスマートアシストIIよりも自動ブレーキの精度が上がった。スマートアシストIIはレーザー光とシングルカメラを利用していたのに対して、スマートアシストIIIはステレオカメラを利用して歩行者を認識し作動するという安全性能の高さを実現。このシステムの搭載によって、働く人がより安心して運転出来る商用車に進化した。

 外装にも注目したい。「ハイゼット カーゴ」に新しく採用されたフロントバンパーは、左右の両端を20mm切り上げ、左右下部に「コーナーピース」と呼ばれる部品を装着することで接触する危険性を減らした。仮に接触した場合でもコーナーピースを交換するだけという便利さ。修理費用も2,000円~3,000円というお得さ。これまでにない外装で金銭面の負担も減りそうだ。

 アトレーワゴンも、スマートアシストIIIを採用。LEDヘッドライトの設定や、メッキフロントグリル、ピアノブラック調のデザインの対比が上質感を生み出し、乗用車にふさわしい仕上がりになっている。

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