フォード、自動車シートの耐久性を調べるロボットの尻「Robutt」を開発

2017年11月4日 08:50

印刷

記事提供元:スラド

Ford Europeが自動車のシートの耐久性を調べるため、ロボットの尻「Robutt」を開発したそうだ(Ford Europeのブログ記事The Vergeの記事Quartzの記事動画)。

技術者は初めに圧力センサーを用いて実際に人が座った時の圧力パターンを調べ、それをもとにRobuttを作成したという。Robuttはロボットアームに取り付けられ、シートに人が座る動作をシミュレートする。テストは10年間の使用に相当する25,000回繰り返されるが、Robuttを使用すれば3週間で終わるとのこと。耐久性テスト用のほか、座り心地を調べる金属製のRobuttも使われているそうだ。

Robuttは新型Fiestaのシートをテストするために開発されたが、欧州向けの全車種にロールアウトを始めているとのことだ。

 スラドのコメントを読む | デベロッパーセクション | 変なモノ | デベロッパー | ロボット | 交通

 関連ストーリー:
iOS 10のGIF検索機能でポルノ画像が表示される問題、複数の単語がブロック対象に 2016年09月18日
人はロボットの尻を触っても興奮する 2016年04月08日
肥満が増えている米国、スーパーサイズの衝突実験用ダミー人形を製作 2014年11月04日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事