アンジェス 3Qは売上高が2.55億円、費用を低減し研究開発投資を継続

2017年11月2日 10:22

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記事提供元:フィスコ


*10:22JST アンジェス---3Qは売上高が2.55億円、費用を低減し研究開発投資を継続
アンジェス<4563>は30日、2017年12月期第3四半期(2017年1~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.4%減の2.55億円、営業損失が27.43億円(前年同期は37.60億円の損失)、経常損失が27.57億円(同38.12億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が33.59億円(同38.23億円の損失)となった。

売上原価は、商品仕入時の為替の変動に伴い減少した。研究開発費は主に臨床開発費用が減少したことにより、研究用材料費と外注費が減少した。また、主に子会社の人員の減少により、給料手当が減少した。一方で、従業員に対して株式報酬型ストック・オプショ ン(新株予約権)を付与したことにより、株式報酬費用が発生した。販売費及び一般管理費は減少した。減資に伴う法人事業税の資本割見込み額が減少したことより、租税公課が減少した。また、コンサルタント費用の減少により、支払手数料が減少した。

2017年12月通期の通期業績予想については、売上高が3.60億円、営業損失が34.00億円、経常損失が34.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失が34.00億円とする期初計画を据え置いている。《MW》

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