母校産の電力を買って応援、NTTが日本初「学校応援でんき」サービス実現

2017年11月2日 07:09

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「学校応援でんき」のビジネスイメージ。(画像: NTTスマイルエナジーの発表資料より)

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 NTTスマイルエナジーは1日、みんな電力と柴田工業、高槻市協力のもと、日本で初めての電力サービス「学校応援でんき」を開始すると発表。電力消費者が自身と縁のある学校で発電された電気を買うことが、母校の支援につながる仕組みとなっている。

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 基本的には学校が発電者、その学校の在校生や卒業生、地元民が消費者となり、送電など間に立った事業はNTTスマイルエナジーやみんな電力、柴田工業が実施する。つまり学校側が電気を産出し、仲介業者が送電、消費者側が払った電気代で学校側を支援する、という形だ。

 サービスに関わる一連の流れとしては、まず柴田工業が学校の屋根に太陽光発電システムを施工。高槻市はそのシステム設置に関係する公共施設屋根貸し事業を行う。学校で発電された電力はみんな電力が全国の消費者に送り、電気代を受け取る。

 するとそこから“応援金”が発生。この応援金は学校や自治体に還元される。学校や自治体はさらに太陽光発電システム設置に伴う使用料も見込めるので、施設の改修も可能に。

 なお、このビジネスモデルの企画コーディネートをしたNTTスマイルエナジーは学校や自治体側にて発電データの計測およびプラットフォームの提供などを行い、それをみんな電力に伝える役目を担う。

 2016年4月に家庭向け電力小売自由化が始まってから、多くのサービスが提供されるようになった。だが価格の安さや例えば携帯電話とのセット割引といった料金面に訴えるサービスが多く、他の価値を求める顧客側にとっては選択肢の乏しい状況にあった。

 そんな中、“母校の応援”をコンセプトにした「学校応援でんき」サービスが企画されたことが、今回の発端だ。電力サービスの多様性と再生可能エネルギーの流通を実現する当サービスは、2018年1月に受け付け、提供開始となる予定。

 最初は高槻市立第六中学校、高槻市立芥川小学校、高槻市立柳川小学校の3校にて始め、その対象は順次増やしていくという。(小椋恒示)

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