『BANANA FISH』が2018年に“ノイタミナ”でTVアニメ化決定

2017年10月23日 12:00

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(c) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH

(c) 吉田秋生・小学館/Project BANANA FISH[写真拡大]

 不朽の名作として今なお多くのファンを持つ『BANANA FISH』のTVアニメ化が、10月23日に日付が変ると同時に小学館の「吉田秋生特設サイト」及びアニメ公式Twitterなどで発表された。

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 本作は2018年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送予定だ。

■人気漫画家・吉田秋生の漫画家40周年記念プロジェクト

 10月23日の午前0時。小学館の「吉田秋生特設サイト」や公式Twitterなどで、『BANANA FISH』のTVアニメ化情報が解禁された。YouTubeでは既に特報映像も配信されている。

 『BANANA FISH』は2015年に大ヒットした映画『海街diary』や、TVドラマ『YASHA-夜叉-』などを手掛けた漫画家・吉田秋生の人気作品だ。

 今回のアニメ化は吉田の画業「40周年記念プロジェクト」の一環でもあり、この事は吉田自身の公式サイトや西武池袋駅の地下通路モニターで前もって、10月23日に“重大発表”があることを伝えていた。

 この日もたらされた情報は、2018年にフジテレビの「ノイタミナ」で放送されることと共に、TVアニメ『BANANA FISH』に携わる主要スタッフが発表されている。

 アニメ監督には『Free!』シリーズで注目を集めた内海紘子。シリーズ構成には、現在人気放映中の『いぬやしき』を担当する瀬古浩司。キャラクターデザインは『少女革命ウテナ』や『同級生』の林明美。アニメーション制作には『ユーリ!!!On ICE』などを手掛けたMAPPAと、アニメスタッフ陣はそうそうたる顔ぶれだ。

■少女漫画の域を超えたハードな世界『BANANA FISH』
 『BANANA FISH』は1985年から1994年の間、小学館「別冊少女コミック」で連載されていた。掲載誌こそ少女雑誌だったが、物語の中ではマフィアや薬物、さらには児童ポルノまでもを扱った、大変ダークかつハードな内容である。

 主人公のアッシュ・リンクスはダウンタウンの不良として君臨していたが、ある日「バナナ・フィッシュ」という謎の言葉と共に、様々な事件へと巻き込まれていく。そんな彼と知り合ったのが、日本の大学生・奥村英二。陰謀と殺戮のさなかにありながら境遇の違うアッシュと英二のふたりが友情を育み、巨大な“組織”の向こう側へと隠された「バナナ・フィッシュ」の謎に迫る物語。

 連載終了から23年以上も経つが、いまだ多くのファンを得た本作は“不朽の名作”とも称されるほどの人気作品だ。

 今回の情報解禁に合わせ、アニメ公式サイトやTwitterなども開設。またアニメ公式サイトでは、原作者である吉田本人のコメントも掲載されている。

 今後はTwitteやサイトなどで情報更新をしていくそうなので、放映日やキャストなど様々な続報を心待ちにしたい。(記事:高塔・記事一覧を見る

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