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今日の為替市場ポイント:主要国の株高はドル・円相場の下支え要因に
記事提供元:フィスコ
*08:31JST 今日の為替市場ポイント:主要国の株高はドル・円相場の下支え要因に
3日のドル・円相場は、東京市場では112円66銭から113円20銭まで上昇。欧米市場でドル・円は一時112円69銭まで反落し、112円85銭で取引を終えた。
本日4日のドル・円は、主に112円台後半で推移か。米主要経済統計発表を控えて様子見ムードが広がっているが、年内米追加利上げ観測や世界的な株高を背景としたドル買い・円売り基調は継続するとみられる。
米長期金利の小幅な低下を受けてドルの売り圧力がやや強まっているほか、主要経済統計発表を控えて模様眺めムードも広がっており、ドル・円は112円台後半で小動きとなっている。ドナルド・トランプ米大統領とスティーブン・ムニューシン米財務長官は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事を巡り、「タカ派」とされるケビン・ウォーシュ元理事、「中立派」とされるジェローム・パウエル理事と会談するなど、議長候補選びが本格化してきている。ムニューシン米財務長官がパウエル理事を支持していると報じられたことを受けて、ドル相場は上げ幅を縮小させた。
次期FRB議長人事については10月中に決定されるとみられているが、パウエルFRB理事が指名された場合、利上げペース鈍化の思惑が広がり、ドルの上値は重くなるとの声が聞かれている。《WA》
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