閉園のスペースワールド、スペースシャトル実物大模型を10億円で譲渡

2017年9月24日 08:03

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 今年12月31日をもっての閉園が決まっているスペースワールドが、同園のシンボルとして親しまれてきたスペースシャトル「ディスカバリー」の実物大模型を、10億円で提供するという。

 スペースワールドは、福岡県北九州市にある、宇宙がテーマのテーマパークである。同名の運営企業によって運営されている。1990年4月22日に開園した。くだんのスペースシャトル模型は、その時から置かれている。

 1998年には、北九州市の成人式がここで開かれたのだが、テーマパークでの成人式開催は、日本国内では初の事例であった。

 そして、来園者のピークもこの頃だった。1997年度に216万人を数えた来園者はその後漸減、2005年5月には民事再生手続きを開始するに至った。そして2016年12月16日、閉園を発表。

 スペースシャトル模型は、実物大であるので、高さは約60メートルある。建設にいくらかかったのかについての記録は残っていないという。なお、移設・運搬にかかる費用は10億円とはまた別途になる。

 スペースワールドは閉園日となる12月31日に大きなイベントを行うことを企画しており、もしスペースシャトルの購入者が現れた場合、売り上げはその費用に回されることになる。

 また、スペースシャトルの売却とは別に、クラウドファンディングによる閉園日のショーの必要経費の募集も行われている。11月5日まで、必要経費の半分(残りは運営会社が負担する予定)にあたる1,500万円を目標に、CAMPFIREにて募集中だ。

 10億円という価格は決して小さいものではなく、また、物自体の大きさが大きさであるので新しい設置場所なども慎重に考えなければならないわけではあるが、我はと思われるスポンサーの方がおられたら、まずはスペースワールドに相談してほしい、とのことである。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

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