近ツーなど、海外ウェディングの360度VRライブ配信を実現 日本初

2017年9月22日 20:16

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結婚式が行われるシェラトン・ラグーナ・グアム・リゾート内のホワイトアロウチャペル(写真: 近畿日本ツーリストの発表資料より)

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 近畿日本ツーリスト(以下 KNT)とKDDIなどは21日、日本初の海外ウェディングをVRにてライブ配信するサービスの実証実験を24日より行うことを発表した。東京ビッグサイトで開催されるツーリズムEXPOジャパン2017の出展ブースにて、360度パノラマ映像と音声をリアルタイムで配信する。

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 グアム・チャペルで実際に結婚するカップルのウェディングにてVRライブ配信を実現する。東京ビッグサイトの出展ブースには親族を招待し、VRゴーグルとスクリーンを活用することで、遠隔参列による体験を共有できるという。

 VRライブ配信システムはハコスコの「ハコスコLIVE」を利用する。3Dによる360度ライブ配信が実現し、画質も4K以上の高解像度でありながら遅延が少ないことが特長という。使用機器はスマートフォンとヘッドマウントディスプレイ、または一体型ヘッドマウントディスプレイを活用。振動機能付き専用VRチェアも用いることで没入感および臨場感も体験できる。

 KNTは14年より最先端技術と旅を組み合わせた「スマートツーリズム」を推進してきた。スマートグラスなどのウェアラブル端末とAR/VRを融合させて、訪日観光の誘客や地域観光の活性化につながる「新たな価値」の創造に注力している。16年には世界遺産にも認定された富岡製糸場のCG映像ガイドツアーの実証実験も実現させている。

 ブライダル関連市場は減少傾向にあると言われるなか、海外ウェディングを志向する人は増加傾向にあるという。一方で、スケジュールや金銭的負担、健康上の理由により参加者がごく一部に限られてしまうことから海外ウェディングの懸念材料も少なくなかった。今後、こうしたVRライブ配信により遠隔地にいる人もリアルタイムを共有することで、結婚式の在り方も大きく変化する可能性がある。

 KNTとKDDIは今回のVRサービスの事業化も検討し、従来の海外ウェディングの在り方に新しい価値を与えていくとしている。今後はウェディングのみならず、スポーツや音楽などにおいても、VRなど最先端技術を活用した「体験の共有」は期待されていることからさらなる展開も楽しみである。

関連キーワード4KVRKDDIウェアラブル端末ヘッドマウントディスプレイ結婚

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