【株式市場】NYダウの7日連続最高値と円安など好感され日経平均は一時170円高となり材料株も活況

2017年9月21日 12:06

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは2万479円88銭(169円42銭高)、TOPIXは1679.77ポイント(11.85ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億5866万株

 21日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの7日連続最高値や米FOMC(米連邦公開市場委員会)を受けた米金利の上昇、ドル高・円安などが好感され、第一生命ホールディングス<8750>(東1)などの保険株や大手銀行株が軒並み高。また、三井不動産<8801>(東1)などの不動産株は基準地価を受けて含み益が向上との見方などによりほぼ全面高。日経平均は146円高で始まった後170円81銭高(2万481円27銭)まで上げ、前引けも169円42銭高となった。3日続けて2015年来の高値を更新。東証2部指数は安いが東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 レオン自動機<6272>(東1)が業績予想の増額修整などを材料に急伸し、第一稀元素化学工業<4082>(東2)は桐蔭横浜大学の宮坂特任教授が近い将来のノーベル賞候補とする米国情報会社のレポートが伝わり連想買いとされて急伸。FRONTEO(フロンテオ)<2158>(東マ)は特許調査・分析システム導入先が20社を上回ったとの発表が材料視されて急伸。エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は「量子コンピューター」への期待が再燃してストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億5866万株、売買代金は1兆3387億円。1部上場2028銘柄のうち、値上がり銘柄数は1200銘柄、値下がり銘柄数は686銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【新規上場(IPO)銘柄】アセンテックはVDIイノベーションセンターの来場者10,000名突破、通期業績予想の上振れが濃厚(2017/06/14)
【業績でみる株価】弁護士ドットコムは目先的な過熱感解消して再動意の可能性、18年3月期も大幅増収増益予想(2017/06/12)
【新規上場(IPO)銘柄】ビーブレイクシステムズの初値は公開価格の4.61倍と高人気、ERP導入市場の更なる拡大が見込まれる(2017/06/19)
【VR・AR関連銘柄特集】市場動向や関連銘柄を探る(2017/06/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事