Wantedly、IPOに批判的投稿のブログをGoogleにDMCAに基づく削除申請

2017年8月26日 11:05

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記事提供元:スラド

 「ビジネスSNS」(という名の求人媒体)を運営するWantedlyが東証マザーズ市場に上場するのだが、これについて考察したブログ記事「Wantedly(ウォンテッドリー)のIPOがいろいろ凄いので考察」に対し、Wantedlyが米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に基づいた削除申請を行ったそうだ(ITmedia)。

 理由は同社CEOの顔写真を無断で利用していたためだという。同社はTwitterにも削除依頼を行ったため、この記事のURLを含むTwitterへの投稿が非表示にされる事態にもなっているようだ。

 問題とされた記事ではWantedlyの上場について、資金調達の金額や使い道、同社の株式の所有数などから分析、批判的に取り上げている。この記事の執筆者はWantedlyからの連絡はなかったとし、Twitterで著作権侵害の申し立てを受けているという報告を見て問題の写真を削除したという。

 Wantedlyによると、「当社が著作権を有する画像の無断使用はやめていただきたいとの判断」とのこと。なお、これを伝えるITmediaの記事を執筆した岡田有花氏によるTwitterへの投稿の1つも、これを理由に非表示とされたという。

 こういったDMCA申請を使った「逆SEO」については昨年にも話題になっていた。また、SEOやGoogle検索に詳しい辻正浩氏はTwitterに「悪評隠蔽目的でインターネットの抜け道もしくは脆弱性とも言えるDMCA申請を使うのは、ネットで活動する企業の行うことではないと考えます」と投稿、遺憾の意を示している。なお氏によると「表に出ないDMCAによる削除申請は案外多くあります」だそうだ。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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