【業績でみる株価】東和フードサービスは高値更新の展開、18年4月期大幅増益予想で7月既存店売上も103.7%と好調

2017年8月17日 16:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 東京圏中心に、高級喫茶「椿屋カフェ」など複数業態を展開する外食チェーンである東和フードサービス<3329>(JQ)は、18年4月期が大幅増益予想で、7月の既存店売上も103.7%と好調である。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年4月期大幅増益予想で7月の既存店売上高も好調

 18年4月期の連結業績予想は売上高が17年4月期比3.8%増の112億円、営業利益が33.2%増の7億10百万円、経常利益が32.0%増の7億30百万円、純利益が3.3倍の4億25百万円としている。

 高級喫茶「椿屋カフェ」、パスタ&ケーキ「ダッキーダック」、パスタ&ピッツァ「イタリアンダイニングDoNa」を中心とする新規出店・業態変更、既存店の好調などで大幅増益予想である。純利益は17年4月期計上した減損損失が一巡することも寄与する。

 月次売上高速報によると、17年7月は全社103.5%、全店102.9%、既存店103.7%と好調だった。7月は椿屋珈琲G、ダッキーダックG、イタリアンダイニングG、ぱすたかん・こてがえしG、プロントGと全てのグループの既存店が100%を超えた。また全社売上は16年9月から11カ月連続、全店売上は16年9月から11カ月連続、既存店売上は16年12月から8カ月連続の前年比プラスだった。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は8月16日に2400円まで上伸して3月高値2345円を突破した。上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると上向きに転じた13週移動平均線がサポートラインとなりそうだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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