【注目銘柄】システナは上場来高値更新の展開、18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想に増額余地

2017年8月4日 10:23

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 システナ<2317>(東1)に注目したい。ソフト開発支援のソリューションデザイン事業などを展開している。18年3月期第1四半期は大幅増収増益だった。通期予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期大幅増収増益で通期予想に増額余地

 7月27日発表した18年3月期第1四半期(4月~6月)連結業績は売上高が前年同期比17.1%増の123億93百万円、営業利益が20.6%増の8億95百万円、経常利益が39.5%増の9億20百万円、純利益が46.9%増の6億19百万円だった。

 ソリューションデザイン事業が9.2%増収、ITサービス事業が7.1%増収、ソリューション営業が33.7%増収などと好調に推移し、増収効果や販管費の抑制などで大幅増益だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が17年3月期比6.5%増の492億53百万円、営業利益が19.3%増の44億04百万円、経常利益が29.6%増の44億16百万円、純利益が37.1%増の30億11百万円としている。

 通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高25.2%、営業利益20.3%、経常利益20.8%、純利益20.6%である。ソフト開発で下期の構成比が高い特性や車載関連の需要が高水準であることを考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績評価して上値試す

 株価は第1四半期業績を好感して急伸し、8月1日には2594円まで上伸した。6月高値2475円を突破して上場来高値更新の展開だ。週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から切り返してサポートラインを確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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