水没よりも怖い?高温に注意!真夏はスマホが壊れやすい季節

2017年8月2日 11:54

印刷

 スマホで長い間Webを見たりゲームをしていると、本体が熱くなってくるのがはっきりわかる。よくあることなのであまり気にしていない人が多いが、実はこの「熱」、スマホにとっては水濡れよりも怖いものなのだ。

【こちらも】直射日光に1時間さらされたiPhone 6s、内部が溶けて修理不能に

 もともとスマホは発熱しやすい構造になっている。小さな本体の内部に回路が詰め込まれて放熱しにくく、パソコンについているような空冷ファンなどもついていない。最近多い防水機能のある端末では、密閉性が高いのでさらに放熱しにくくなっている。

 スマホが熱くなっているときに触ると、主にバッテリー部分が熱を持っていることがわかる。スマホのバッテリーはほとんどがリチウムイオン電池でできているが、これが比較的熱に弱く、45度程度でも劣化が始まるとされている。これは触っても少し熱い、という程度の温度だ。iPhoneでは、使用場所の温度は35度程度、保管場所は45度としている。

 その他の部品、特に電子回路部分は熱に強く、高熱でも性能低下が起きることはあまりないが、CPUは高熱になると熱暴走を起こすことがある。スマホが熱くなっていきなりフリーズしたり何度も再起動するときは熱暴走の危険がある。スマホが高熱化しやすいのは、次のような使い方をしたときだ。

 ・充電しながら操作すると、バッテリーへの負荷がかかり、発熱しやすい
 ・急速充電は、通常の充電よりもバッテリーへの負荷がかかり、発熱しやすい
 ・バッテリーが劣化してくると充放電の間隔が短くなり、発熱しやすい
 ・長時間使用したり、ゲームなど負荷の高いアプリを使用すると、発熱しやすい
 ・温度の高い場所(直射日光の当たる場所、夏の暑い車内など)に置いていくと発熱しやすい

 スマホが高熱化したときは、次のような方法で熱を冷ますと安全に放熱できる。

 ・スマホケースを外す
 ・負荷をかけている操作を中断し、できれば電源を切る
 ・あまりに高温になったときは充電を中断する

 ただし、クーラーボックスや冷蔵庫に入れる、冷水につけるなど、無理に冷やすと内部で結露が生じ、水濡れ故障になることもある。できるだけ自然に発熱の原因を中止し、放熱させて冷やすように気をつけよう。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事