神戸ポドルスキ、Jリーグデビュー戦でいきなり2ゴール 大宮に3-1で勝利

2017年7月29日 22:23

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 29日、サッカーのJ1リーグ第19節が各地で行われ、ヴィッセル神戸はホームで大宮アルディージャと対戦、3-1で勝利した。大型移籍で注目され、この試合がJリーグデビュー戦となった神戸のルーカス・ポドルスキが先制ゴールと追加点の2ゴールを挙げ、その格の違いを見せつけた。

 前半は大宮ペースで試合が進み、ポドルスキにまでボールが渡らない展開が続いた。神戸は後半開始から一気に選手2名を交代させる。すると後半4分、神戸はペナルティアーク付近から渡邉千真がシュートするもDFに当たり跳ね返ったボールを繋ぐ。これをポドルスキが半身の体勢でPA手前から得意の左足で低い弾道の強烈なシュートを打つと、ゴール隅に決まり先制する。

 後半15分、大宮はマテウスの右サイドからのクロスをフリーのマルセロ・トスカーノが冷静に流し込んで同点に追い付く。しかし直後の後半17分、神戸は大森晃太郎の右サイドからのクロスをポドルスキが今度はヘッドで合わせゴール隅に決め2-1と突き放す。さらに後半33分には、神戸はこぼれ球を拾った田中英雄が、PA手前からのシュートをゴールサイドネットに決め3-1とリードを広げた。

 神戸は現在9位だが、今後ポドルスキもさらにチームにフィットしてくると巻き返しも十分期待できる結果となった。

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