【株式市場】朝方は円高に押されたがNYダウ最高値など浸透し日経平均も堅調に推移

2017年7月27日 12:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは2万93円41銭(43円25銭高)、TOPIXは1627.23ポイント(6.35ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億6314万株

 27日(木)前場の東京株式市場は、米FOMC声明を受けてNYダウやNASDAQ指数が最高値に進んだ一方、為替は円高に転じたため様子見ムードがあり、トヨタ自動車<7203>(東1)などが軟調にスタート。日経平均も反落して23円安で始まり、9時30分にかけて44円96銭安(2万5円20銭)まで軟化する場面があった。ただ、その後は円が上げ渋り、株価指数の先物が上げて日経平均も54円65銭高(2万104円81銭)まで上げた。前引けも43円25銭高で堅調。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高い。

 任天堂<7974>(東1)や日本航空電子工業<6807>(東1)が第1四半期決算などを好感して活況高となり、三菱地所<8802>(東1)は高松空港の民間委託に向けた優先交渉権者に選定されたと伝わり次第高。戸田工業<4100>(東1)や田中化学研究所<4080>(JQS)などの次世代電池関連株も高い。メディア工房<3815>(東マ)は中国のVR企業との提携などが好感されて急伸。

 出来高概算は8億6314万株、売買代金は1兆1499億円。1部上場2021銘柄のうち、値上がり銘柄数は1166銘柄、値下がり銘柄数は665銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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