RIZAPグループ AI・ビッグデータを活用したサービス展開が進む

2017年7月24日 17:05

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記事提供元:フィスコ


*17:05JST RIZAPグループ---AI・ビッグデータを活用したサービス展開が進む
RIZAPグループ<2928>は、主力のボディメイク事業「RIZAP」で蓄えた膨大なデータを基に、世界的なクラウドサービス企業のセールスフォース・ドットコム(本社:東京都千代田区。米国Salesforce.comの日本法人)との協業や、RIZAPグループ傘下の夢展望<3185>とヤフー子会社のシナジーマーケティングとの提携を通じて、最先端のAI・ビッグデータ技術を使った新サービス開発を進めている。

5月より、タブレットを活用した初回カウンセリング時の体重・体脂肪率等のシミュレーションツールである「ボディナビゲータ」を本格導入、7月より、業界初(同社調べ)となる「リバウンド保険」を導入するなど、RIZAPの強みである、パーソナルトレーナーが顧客に寄り添い「結果にコミットする」ためのサービスの進化がAI・ビッグデータ技術の側面から進んでいる。

RIZAPが採用したセールスフォース・ドットコムの営業支援クラウドサービスでは、セールスフォース・ドットコムのAI「Einstein」や米IBMのAI「Watson」の組み込みが進んでいるなどAI機能が拡充しており、今後RIZAPグループからこれらのAI機能を活かしたサービスが提供されていくことが期待されている。また、RIZAPグループ傘下の夢展望<3185>、ジーンズメイト<7448>もマーケティング技術の開発に関する協業や決済サービスの刷新など、AI・ビッグデータ技術を活用したサービス強化を進めていく様子。

今後は、グループ各社で最先端AI・ビッグデータ技術を使って科学的なノウハウを蓄積し、グループ共通のCRM基盤の開発や、マーケティングを通じたサービス拡充を図り、グループの総合力を活かした販売機会の拡大や収益力の底上げが進む模様。《MW》

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