メディカル・データ・ビジョンは皮膚科約150万人分の医療ビッグデータから敏感肌用スキンケア新製品

2017年7月15日 16:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

メディカル・データ・ビジョン(MDV)<3902>(東1)は7月1日、事業領域拡大の一環として、大規模診療データベースに基づいた乾燥性敏感肌用の高保湿プレミアムスキンケアシリーズ「KISOU」を発売開始した。

メディカル・データ・ビジョン(MDV)<3902>(東1)は7月1日、事業領域拡大の一環として、大規模診療データベースに基づいた乾燥性敏感肌用の高保湿プレミアムスキンケアシリーズ「KISOU」を発売開始した。[写真拡大]

◆メディカル・データ・ビジョングループの医薬品・化粧品開発会社

■大規模診療データベースの活用を拡大し消費者により身近な製品を開発

 メディカル・データ・ビジョン(MDV)<3902>(東1)の子会社であり、医薬品や化粧品などの開発に取り組むMDVコンシューマー・ヘルスケア株式会社は7月1日、事業領域拡大の一環として、大規模診療データベースに基づいた乾燥性敏感肌用の高保湿プレミアムスキンケアシリーズ「KISOU」を発売開始した。同社が、皮膚科関連の約150万人分のビッグデータから開発。MDVコンシューマー・ヘルスケア社にとっては最初の製品になる。

 当初の販売網はウエルシアホールディングス<3141>(東1)の「ウエルシア薬局」となり、今後も順次、拡大していく見込みだ。

 MDVが保有する大規模診療データベースは、2017年6月末現在で実患者数にして1871万人分となり、16年12月末の1723万人から一段と拡大した。計算上は国民7人に一人に相当。製薬会社の新薬開発などに利用されているビッグデータとしては抜きん出て大規模だ。MDVコンシューマー・ヘルスケアは、こうしたビッグデータを積極活用し、消費者により身近な製品を開発することを目的として2017年2月に設立された。

 設立を発表したリリースには「大規模診療データベースから本質的な生活者ニーズを読み取り、それに即したOTC医薬品・H&BC製品を製造販売する」とあり、商品群の拡充が期待されている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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