日経平均は136円高でスタート、ゲーム関連の一角に動意、任天堂やKLabなどが堅調

2017年7月10日 13:08

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20065.28;+136.19TOPIX;1615.00;+7.94


[後場寄り付き概況]

 日経平均は前引け値からほぼ変わらずのスタート。ランチタイムの225先物は20050-20100円辺りでのもち合いである。昼のバスケットは、差し引き30億円の売り越しとの観測。円相場は1ドル114円台前半と朝方からやや円安方向に推移している。インデックスに絡んだ商いが中心となっているが、日経平均が後場寄付直後に上げ幅を広げてきており、それに伴って中小型株など個人主体の銘柄に対する値幅取りの物色も強まっている。足元で調整をみせていたゲーム関連の一角に動意がみられており、押し目買い意欲の強さが窺える。

 セクターでは、海運業、その他製品、空運業、電気機器、不動産業が堅調。売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、KLab<3656>、キヤノン<7751>、ソニー<6758>、東京エレクトロン<8035>、SUBARU<7270>、SUMCO<3436>、日本郵船<9101>、商船三井<9104>、村田製<6981>が堅調。一方で、三菱UFJ<8306>、KDDI<9433>、NTTドコモ<9437>はさえない。

(アナリスト 雲宮祥士)《HT》

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