J1前半戦終了、鹿島がG大阪に勝ち単独首位、川崎は浦和に勝ち上位に残る

2017年7月6日 06:56

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 5日、サッカーのJ1第13節の残り2試合が行われ、リーグ前半戦が全て終了した。鹿島アントラーズがアウェイでG大阪に1-0で競り勝って勝ち点を36に伸ばし、暫定首位だったC大阪の勝ち点35を抜き単独首位に躍り出た。川崎フロンターレはホームで浦和レッズを4-1とねじ伏せ、勝ち点を32に伸ばし優勝争いに踏みとどまった。浦和レッズは勝ち点26と優勝が遠ざかる厳しい完敗となった。

 鹿島は序盤から今シーズンのアウェイ7試合全てに勝利している勢いで攻勢をかけチャンスは作るが、なかなかゴールは生まれなかった。後半10分、鹿島は小笠原満男が右サイドから遠藤康にスルーパスを出すと、コントロールしたシュートをゴール上に流し込んで先制、そのまま逃げ切った。

 川崎はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)準々決勝で対戦予定の浦和に対し、前哨戦を制した格好となった。川崎は前半16分、小林悠がGKと1対1になると、冷静にゴール隅に流し込んで先制する。29分には、大島僚太からボールを受けた中村憲剛がワンタッチスルーパスを出すとDFの裏に抜け出した阿部浩之が追加点を挙げる。

 浦和は後半28分、柏木陽介のクロスを槙野智章のヘッドで1点を返すが、遠藤航が一発退場になると続けざまに2点を奪われ勝負が決した。

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