【株式市場】米経済指標の発表を前に日経平均は一進一退となり小幅続伸

2017年6月26日 15:53

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万153円35銭(20円68銭高)、TOPIXは1612.21ポイント(0.87ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億9560万株

 26日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜、米国の5月耐久財受注統計やシカゴ連銀、ダラス連銀の経済統計が発表になる予定のため、様子見気分が漂い、材料株を個別に物色する相場になった。ジーンズメイト<7448>(東1)は制菌効果抜群のナノテックTシャツ発売やRIZAPグループ<2928>(札幌A)出資株の活況高に載りストップ高。日経平均は30円高(2万160円)の水準で小動きを続け、大引けは小幅続伸となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 後場は、パナソニック<6752>(東1)が日本マイクロソフトとの協業などを材料に一段ジリ高基調となり、花王<4452>(東1)など6月中間配当銘柄も27日の権利確定日を前に総じて堅調。リミックスポイント<3825>(東マ)は日本経済新聞社「伸びる会社MIDDLE200」2位とされて再騰しストップ高。トレイダーズホールディングス<8704>(JQS)は子会社みんなのビットコインの業務提携などの材料が再燃とされて急反発。エアバッグ問題のタカタ<7312>(26日から監理銘柄)は大引けもストップ安売り気配のまま値がつかなかった。

 出来高概算は13億9560万株(前引けは6億8930万株)、売買代金は1兆7506億円(同8438億円)。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は1104(同1235)銘柄、値下がり銘柄数は775(同625)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種が値上がりし(前引けは21業種が値上がり)、値上がり率上位の業種は、鉱業、その他製品、食料品、水産・農林、非鉄金属、医薬品、電気機器、化学、石油・石炭、繊維製品、電力・ガス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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