米Amazon、実店舗来店客のネットで商品価格チェックを検出し対応する特許

2017年6月23日 07:28

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Amazonが、実店舗内で客がスマートフォンなどを使用して他社の商品販売価格をチェックする行為を検出する特許を取得したそうだ(CNET JapanThe Verge)。

 特許のタイトルは「Physical Store Online Shopping Control」。内容としては、店舗が顧客に提供する無線LANネットワークを監視し、顧客による特定のURLや検索キーワードへのアクセスを検出、対応するというもの。この特許では顧客が他社の価格を調べた際に単にそれをブロックするだけえなく、たとえば自社の販売価格との比較表を提示したり、クーポンを表示したり、関連商品を提示するといったことが行えるとしているという。

 Amazonは何年も前からカメラを向けるだけで商品を特定できる技術を導入。ユーザーが他店を簡単に実質的なショールームに変えられるようにしてきた。皮肉なことに今回の特許はこれと真逆のものとなっている。

 スラドのコメントを読む | ITセクション | ビジネス | インターネット

 関連ストーリー:
スラドに聞け: 実店舗で買い物中にモバイルデバイスで価格を比較する? 2015年12月05日
Amazon、米国・シアトルに初の実店舗「Amazon Books」をオープン 2015年11月06日
SMSを利用した店内でのショッピングアシスタンスシステム 2015年09月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事