NY為替:英格下げに対する警戒感でポンド下落

2017年6月21日 06:52

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記事提供元:フィスコ


*06:52JST NY為替:英格下げに対する警戒感でポンド下落
20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円31銭まで下落後、111円73銭まで上昇し、111円47銭で引けた。ムニューシン米財務長官の言及、「政策でドルに焦点をあてていないが、強いドルには(輸出などで)不利な面もある」が一時ドル売りにつながった模様。しかし、ドル高は同時に、「トランプ政権への信頼へのあらわれでもある」と述べたため、ドル売りが後退した。

ユーロ・ドルは、1.1163ドルから1.1119ドルまで下落し、1.1133ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測に伴うユーロ売り・ドル買いが続いた。ユーロ・円は、124円48銭から123円93銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2677ドルから1.2604ドルへ下落。英国中央銀行のカーニー総裁が英国のEU離脱による経済への影響を指摘し、利上げに慎重な姿勢を示したため利上げ観測が後退。また、格下げへの警戒感に、ポンド売りに拍車がかかった。ドル・スイスは、0.9726フランから0.9766フランへ上昇した。《MK》

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