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Amazonのジェフ・ベゾスCEO、慈善事業のアイデアをツイッターで募集

2017年6月19日 07:25

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フォーブズに掲載されたジェフ・ベゾス氏。(c) 123rf

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 ジェフ・ベゾス氏は、Amazon.comの創業者にしてCEOである。推定総資産額、8兆4,000億円。フォーブズ世界長者番付(2017年)では、ビル・ゲイツ氏に次ぐ第2位。まさに押しも押されぬ21世紀のアメリカンドリーマーであるが、そんな彼が、「自分の資産をどのように慈善事業に投資するか」について最近悩んでいるらしく、ツイッターの自身の公式アカウントから「アイデア募集」という書き込みをして、物議をかもしている。

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 ちなみに、ビル・ゲイツ氏の推定総資産額は約9兆7,000億円。1兆3,000億円の差は「小さく」はないが、追い上げのペースでいえばジェフ・ベゾス氏の勢いも尋常ではなく、ひょっとしたらここ数年以内くらいにフォーブズ長者番付でビル・ゲイツ氏を抜き放つのではないかとも言われている。

 アメリカという国は過去に多くの大富豪を輩出してきた。例えば石油王ロックフェラー。鉄鋼王カーネギー、といったような人々である。

 アメリカという国には伝統的に、このクラスの大富豪まで到達した人間は、公共のために私財を投じて何かメモリアル的な事業をなす、という文化がある。ジョン・ロックフェラーは教育に投資をなし、多くの大学などを設立した。アンドリュー・カーネギーについていえば、カーネギーホールをニューヨーク市に寄贈した、という一事を示せば事足りよう。

 このような文化はもちろん、現代アメリカの大富豪たちにも受け継がれている。ビル・ゲイツ氏はビル&メリンダ・ゲイツ財団なる慈善団体を作り、様々な活動を行っている。また、フォーブズ長者番付でベゾス氏と熾烈な2位争いを繰り広げている大投資家ウォーレン・バフェット氏は、ゲイツ氏とともに「ギビング・プレッジ」という慈善活動を行っているし、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOも巨額の寄付をしている。

 ベゾス氏もこれまでまったく何もしていないわけではないが、上述してきたような人々に比べると、まだ投資額の規模が小さい、と自他ともに認める状態であるようである。よってベゾス氏は、アイデアを募集しているのである。「短期的に誰かを支援する活動がしたい。もしそのような考え方が“適切でない”と思う方があるのならば、そのような意見も忌憚なく寄せてほしい」と、ベゾス氏は語っている。(藤沢文太)

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