11時00分時点の日経平均は4日続落、ルネサスが大幅続落で下落率上位にランクイン

2017年6月15日 11:19

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記事提供元:フィスコ


*11:19JST 11時00分時点の日経平均は4日続落、ルネサスが大幅続落で下落率上位にランクイン
11時00分現在の日経平均株価は19801.52円(前日比82.00円安)で推移している。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利が引き上げられたほか、年内に残り1回との追加利上げ見通しが維持された。これを受けて14日のNYダウは46ドル高となったが、さえない米経済指標などから円相場は1ドル=109円台と前日より上昇しており、本日の日経平均は67円安からスタートした。寄り付き後はプラスに切り返す場面が見られたものの、買いは続かず再びマイナスへと転じている。

個別では、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>、みずほ<8411>などが軟調。東芝<6502>は2%超の下落。半導体事業売却を巡り優先交渉先の決定を先送りするとの観測が報じられている。SUMCO<3436>やTDK<6762>も下げが目立つ。また、このところ株式売出しを巡り荒い値動きのルネサス<6723>が大幅続落しており、エムアップ<3661>や大真空<6962>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、売買代金トップの任天堂<7974>が大幅続伸しているほか、ソニー<6758>や小野薬<4528>などが堅調。本日より東証1部に市場変更した平田機工<6258>が賑わいを見せている。また、決算が好感されたHamee<3134>や、エンシュウ<6218>、丸和運輸機関<9090>などが東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)《HK》

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