【株式市場】景気動向指数に期待強まり日経平均は後場堅調に転換し小幅反発

2017年6月7日 16:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万9984円62銭(4円72銭高)、TOPIXは1597.09ポイント(0.65ポイント高)、出来高概算(東証1部)は17億1817万株

 7日後場の東京株式市場は、14時発表の景気動向指数に期待があるとされて三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などのメガバンク3銘柄が一段ジリ高基調となり、日経平均も13時頃から堅調に転じて14時過ぎに43円34銭高(2万23円24銭)まで上げる場面があった。前引けは軟調だった東証2部指数も小高くなり、東証マザーズ指数と日経JQSDAQ平均も高い。

 後場は、パナソニック<6752>(東1)が大和証券による目標株価の引き上げなどが好感されて一段と強含み、東天紅<8181>(東1)は東京・上野動物園のパンダ情報のホームページに出産後の子育てに向けた準備も、との文言があることが材料視されて再び急動意。。アルチザネットワークス<6778>(東2)は次世代高速通信システム「5G」通信の展開加速報道が好感されて急伸。アプリックス<3727>(東マ)は話しかけるだけでIT機器などを操作できる米アマゾン・ドット・コムの「Alexa(アレクサ)」につなげるシステム開発が好感されて2日連続ストップ高。リバーエレテック<6666>(東1)は世界最小サイズの水晶デバイス開発が言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億1817万株(前引けは7億8291万株)、売買代金は2兆3239億円(同1兆461億円)。1部上場2017銘柄のうち、値上がり銘柄数は1150(同898)銘柄、値下がり銘柄数は693(同944)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、非鉄金属、証券・商品先物、鉄鋼、パルプ・紙、石油・石炭、その他金融、倉庫・運輸、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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