【株式市場】NYダウの2日続落など影響し日経平均は一時71円安だが底堅くマザーズ指数などは高い

2017年6月7日 12:10

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9916円85銭(63円05銭安)、TOPIXは1592.32ポイント(4.12ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億8291万株

 7日(水)前場の東京株式市場は、中東カタールの周辺国との国交問題などにより資源株が高い反面、NYダウの2日続落などが影響して自動車株などが軟調に推移し、日経平均は10時にかけて71円83銭安(1万9908円07銭)まで軟化した。ただ、昨6日に2万円の大台を割り込んだため、日銀が株価指数連動型のETF(上場投信)に買い介入を行う噂があり、前引けは63円05銭安(1万9916円85銭)と底堅かった。東証マザーズ指数と日経JQSDAQ平均は高い。

 ジャパンディスプレイ<6740>(東1)が株主総会後の新体制で抜本的な経営改革案を策定と伝わり活況高。アルチザネットワークス<6778>(東2)は次世代高速通信システム「5G」通信の展開加速報道が好感されて急伸。リミックスポイント<3825>(東マ)はビットコイン関連株人気が再燃とされて急反発のストップ高。インテリジェント ウェイブ<4847>(JQS)はサイバー犯罪対策を強化する政府方針などを背景にした期待が根強く再燃したとされ早速反発。

 東証1部の出来高概算は7億8291万株、売買代金は1兆461億円。1部上場2017銘柄のうち、値上がり銘柄数は898銘柄、値下がり銘柄数は944銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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