モンブラン、クラシックな高級感を追求した初のスマートウォッチを発売

2017年5月28日 19:16

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モンブラン サミット(写真:リシュモンジャパン社発表資料より)

モンブラン サミット(写真:リシュモンジャパン社発表資料より)[写真拡大]

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 リシュモンジャパンは、傘下の筆記具ブランドのモンブランがGoogleと共同開発したスマートウォッチ「モンブラン サミット」を発売したと発表した。モンブランがスマートウォッチを発売するのは初めてのこと。スマートウォッチでは世界初となるカーブしたサファイアラスを採用。スイスの高級時計の伝統を継承しつつ、現代社会に必要とされるデジタルを融合した高級メンズ時計として位置付けている。

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 2015年にデビューした時計、「モンブラン1858」による本格派機械時計のようなクラシックデザインを採用した。その他、メール通知やリマインダーなどの情報が一目分かり、アラームクロックとストップウォッチも表示した「アーバンウォッチフェイス」、心拍数の測定値や消費カロリー、運動時間などを常時表示する「フィットネスフェイス」なども選べる。

 46mmのフレームはブラックPVD加工のステンレススチール、PVD加工のブラックとシルバーのツートンステンレススチール、サテン仕上げのステンレススチール、そしてチタンの4種類。機械時計のリューズそのままのデザインのボタンを押すと、クロノグラフ・デイト・スモールセコンド―から好みの表示に切り替えられ、カラー変更も可能だ。

 Googleの最新のオペレーティングシステムAndroid Wear 2.0と、スマートウォッチ業界の中でもっとも優れたウェアラブル端末の一つであるQualcomm SnapdragonのWear 2100 processorを搭載しており、利便性の高いデジタル端末となっている。

 1.39インチの大型ディスプレイは耐水性を備え、音声コマンドが可能なマイクも搭載。心拍数モニター・歩数とアクティビティーを測定するセンサー、ジャイロスコープとコンパス、高度を読み取る気圧計、画面の明るさの自動調整機能などを備えている。マイクロUSBでの充電も可能だ。Wi-FiとBluetoothで接続し、スマートフォン経由の接続なしに音楽の同期や再生ができるように4GBのフラッシュストレージも搭載した。

 Android Wear 2.0はiOSとAndroidスマートフォン両方に互換性があり、多様な言語にも対応している。Google Playストアでアプリをダウンロード、ライフスタイルに合わせてカスタマイズできる。あらかじめいくつかのアプリがインストールされており、アポイントメントの時間や電話着信通知がスマートフォンから直接「モンブラン サミット」に知らせてくれる。

 価格はストラップやフレームの種類によって異なるが、9万8,000円~11万8,000円となる。ストラップは、防水加工を施したラバーストラップやレザーなど素材や色を選べる。(記事:高橋珠実・記事一覧を見る

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