【株式市場】円安継続のため先高期待あるが韓国大統領選を前に好業績株を選別買い

2017年5月9日 12:00

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万9879円98銭(15円72銭安)、TOPIXは1583.94ポイント(1.92ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億424万株

 9日(火)前場の東京株式市場は、円相場が1ドル113円台の円安継続のため資源株などが強く、昨日の日経平均450円高に続いて一段高の期待が強い様子があった。ただ、韓国大統領選の投票日のため様子見気分があり、日経平均は終始小動きだった。値動き幅(上値と下値の差)が67円にとどまり、前引けは15円72銭安(1万9879円98銭)。一方、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 サニックス<4651>(東1)や井村屋グループ<2209>(東2)が3月決算の見通し増額を材料に急伸し、リファインバース<6531>(東マ)は7月の新工場稼動や15日の四半期決算発表に期待があり出直り継続。芝浦電子<6957>(JQS)は3月決算の大幅増益などが好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は9億424万株、売買代金は1兆1667億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は906銘柄、値下がり銘柄数は940銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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