J1首位攻防戦、鹿島が浦和に勝ち今シーズン初の首位へ

2017年5月5日 07:54

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 4日、サッカーJ1第10節、首位浦和レッズは前節で勝ち点差1に迫った鹿島アントラーズとホームで対戦、0-1で敗れた。この結果、鹿島は暫定ながら今シーズン初の首位にたった。この日のJ1はこの1試合だけで、浦和にとっては昨シーズンのチャンピオンシップ決勝戦のリベンジ試合としても注目された。埼玉スタジアムの観衆は5万8000人近くほぼ満員だったが、浦和はこれで対鹿島戦3連敗となり、リーグ首位も譲り渡した。

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 序盤から接触プレイの多い試合となったが厚みのある攻撃を仕掛けていたのはホームの浦和だった。しかし、先制したのは鹿島。前半24分、小笠原満男の中央への浮き球を胸で受けた金崎夢生がDFを背にして反転しドリブルでペナルティエリア内に進入。さらに1人をかわし無理な体勢から左足でシュートを打つと、ボールはDFに当たってコースが変わりそのままゴールインした。

 後半20分、鹿島のペドロジュニオールがDFをかわし、出したスルーパスを受けた金崎がループ気味にコースを狙うがポストを直撃。後半30分、浦和のラファエル・シルバからのパスを受けた槙野智章がシュートを打つがこれもポストを直撃する。終盤はエキサイトしてイエローカードも連発しながら一進一退の攻防が展開されたが、試合巧者の鹿島が粘り強く1点を守り切った。

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