乃木坂46が3rdアルバムの全貌を発表、AKB48の影としての存在を脱却

2017年5月1日 06:07

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乃木坂46。(c)ソニーミュージック

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■乃木坂46が『生まれてから初めて見た夢』のリリース内容を発表

 乃木坂46は、5月24日に発売する3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』の詳細を発表した。「裸足でSummer」や「サヨナラの意味」、さらに3月に発表されたばかりの「インフルエンサー」を収録している。

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■3rdアルバムには新曲12曲と橋本奈々未のソロMVが収録

 乃木坂46の3rdアルバムとして発売される『生まれてから初めて見た夢』には、15枚目から17枚目のシングル曲やカップリングを中心に収録。そのほかにも新たに12曲が収録されることになっており、充実した内容となっている。

 さらに、2017年2月に乃木坂46を卒業した橋本奈々未のソロMV「ないものねだり」が、初回仕様限定盤Type-Aに収録。橋本奈々未は2月20日に「乃木坂46 5TH YEAR BIRTHDAY LIVE Day1 ~橋本奈々未卒業コンサート~」にてグループを脱退している。しかし、彼女は『2017』というソロ写真集を出せるレベルの人気を誇っており、その名残りもあって今回のソロMVをリリースするに至った。また、今回のアルバムに含まれている「サヨナラの意味」ではセンターも務めた経験がある。

■AKB48のシャドーキャビネットだった乃木坂46

 乃木坂46は元々AKB48をなぞる形としてのアイドルグループとして存在していた。たとえば、AKB48の「会いたかった」をトレースする形で「会いたかったかもしれない」という曲を発表。さらに、「会いたかった」は夏をイメージしているのに対して「会いたかったかもしれない」は真冬のMVとなっている。このように乃木坂46自身には「コンセプト」が存在せず、あくまでもAKB48の影のようなグループであった。

 しかし、センターが白石麻衣になってからは一気に表舞台に出る機会が多くなった。「インフルエンサー」においては選抜メンバーの人数が一気に増え、さらに3rdアルバム『生まれてから初めて見た夢』というタイトルも希望に溢れたものとなっている。1stトアルバム『透明な色』から考えると、意味深いタイトルになっている。

■活動が多忙になるメンバーも

 乃木坂46といえば、現在リーダー的立場である白石麻衣の写真集『パスポート』の売れ行き好調が記憶に新しい。表舞台に出ることで多忙を極めるメンバーが増えているが、舞台「あさひなぐ」に出演している新内眞衣もその1人のようだ。

 新内眞衣はOLをしながら乃木坂46のメンバーを務めているが、今はアイドルの仕事でいっぱいになっているようだ。その多忙っぷりを「乃木坂46新内眞衣のオールナイトニッポン0」でも漏らしており、家事などの日常生活に手が回らない事態になっている。

 現在はAKB48よりも存在感を発揮し始めている乃木坂46。今後はAKBグループの影という存在ではなく、新しいアイドルグループとしての形を示してくれることを期待したい。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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