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グーグル、偽ニュースなど質の低い情報への対策を実施
グーグルは26日、明らかに誤解を招く内容や、低品質で攻撃的なコンテンツなどによって悪意のある情報を広める「フェイクニュース(偽ニュース)」の検索順位が下位になるようにアルゴリズムのアップデートを実施したと発表した。
同社によると、毎日検索されるごく一部(約 0.25%)において、ユーザーが求めていないような攻撃的な内容や明らかに誤解を招く情報が表示されていることが明らかになったという。アルゴリズムの変更で、このような情報が表示され拡散されることが防止されることが期待できる。
また、必要な情報にすばやくアクセスできるように、検索内容を予測して、入力をサポートするオートコンプリート機能や、関連する情報をハイライトして検索結果ページの上部に強調して表示する機能を提供しているが、これらの機能で表示される項目は、アルゴリズムによって自動的に生成されており、多くのユーザーが検索していることが反映されたり、ウェブ上に存在しているものが表示されたりするため、これらについても対策を講じオートコンプリート機能に表示される内容の候補に、ユーザーがフィードバックを返せる仕組みを追加した。
さらに、強調される関連情報についても、フィードバック画面の項目に、明確にラベル分けをしたカテゴリーを記載することで、より簡単に不適切なコンテンツを同社に知らせるようにした。同社は寄せられたフィードバックを今後のアルゴリズムの改善に活用していくとしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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