富士フイルム、デジタル画像処理技術を搭載したインスタントカメラ

2017年4月20日 05:25

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インスタントカメラ「instax SQUARE SQ10」と写真サンプル(富士フイルム発表資料より)

インスタントカメラ「instax SQUARE SQ10」と写真サンプル(富士フイルム発表資料より)[写真拡大]

 富士フイルムは19日、撮ったすぐあとにプリントできるインスタントカメラ「チェキ」シリーズの新たなラインアップとして「instax SQUARE SQ10」と専用のスクエアフォーマットフィルム「instax SQUARE Film」を発売した。

 同カメラは、「チェキ」シリーズで初めてデジタルイメージセンサーとデジタル画像処理技術を搭載し、写真画質の大幅な向上とプリント出力前の画像編集・加工を実現。これまでの「チェキ」シリーズの特長を受け継ぎながら、「暗い場所や近距離といった難しい環境下でも上手に写真が撮りたい」「色味や表現にもう少しこだわりたい」というユーザーニーズに応えた製品となった。

 同製品は、自動露出調整、人物検出、オートフォーカスなどの新機能を備え、室内などの暗い場所や逆光下、10cmまでの近距離撮影でも簡単にイメージ通りに画質が大幅な向上した写真撮影ができる。また、10種類のフィルター、画像の周辺部分の光量を19段階に調整できるビネット、19段階の明るさ調整という3つの主要機能を組み合わせることで多彩な画像編集・加工ができ、さまざまな写真作成ができる。

 さらに、編集、加工、プリントの操作ボタン・ダイヤルは、カメラ背面の1カ所に集約され、操作状況をLCDモニターと連動させることでシンプルで直感的な操作性を実現している。

 搭載するバッテリーは1度の充電で約160枚まで撮影でき、撮影した画像や編集・加工した作品は内蔵メモリーに約50枚まで保存が可能。また、microSDにも保存できる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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