無添くら寿司がネット掲示板への投稿者開示を求めた裁判、棄却

2017年4月15日 11:27

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記事提供元:スラド

 インターネットの「株式情報を扱う掲示板」に投稿された、「ここは無添くらなどと標榜するが、何が無添なのか書かれていない。揚げ油は何なのか、シリコーンは入っているのか。果糖ブドウ糖は入っているのか。化学調味料なしと言っているだけ。イカサマくさい。本当のところを書けよ。市販の中国産ウナギのタレは必ず果糖ブドウ糖が入っている。自分に都合のよいことしか書かれていない」といったテキストを巡り、「無添くら寿司」を運営するくらコーポレーションが投稿者情報の開示を求めていた裁判で、東京地裁が請求を棄却した(産経新聞)。

 くらコーポレーション側は「自社の社会的評価を低下させ、株価に影響を与えかねない」と主張し、プロバイダ「ソネット」を運営するソニーネットワークコミュニケーションズに対し投稿者の情報開示を求めていた。これに対しソネット側は「書き込みは意見・論評に過ぎない上、真実だ」と主張、開示を拒否していた。裁判所の判断はソネット側の主張を認めるもので、投稿についても違法性はないとしている。

 問題の文面をGoogleで検索しても投稿されたオリジナルの文面は見つからないため、掲示板側でこの投稿は削除された可能性もある。産経新聞の記事に詳細はないが、プロバイダに対し情報開示を求めると言うことは掲示板側からIPアドレスや投稿時間などの情報は開示されているのではないかと思われる。

 なお、「無添くら寿司」の「無添」は「無添加」という意味ではなく、また同社は合成着色料や人工保存料は使用していないものの、着色料や添加物自体は使っていたという指摘は以前からあった。

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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

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