セブン銀行は連日高値、セブン&アイHDの北米展開など材料視

2017年4月10日 13:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■コンビニなど1108店舗規模の事業買収によるATM設置拡大に期待

 セブン銀行<8410>(東1)は10日の後場396円(13円高)で始まり、前場に続いて年初来の高値を2日続けて更新した。セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)が4月6日付で米社からガソリンスタンド及びコンビニエンスストア1108店舗の事業を買収すると発表し、北米での展開に対する期待は強いものがあるようだ。

 同社はATM(現金自動預出機)による金融サービスが主軸のため、設置台数の増加が重要な経営ファクターとされる。決算短信によると、2016年12月末(第3四半期末)現在のATM設置台数は、国内が2万3177台(16年3月末比3.1%増加)、北米子会社FCTI, Inc.の運営ATM台数は16年9月末現在で6267台。買収によって1108店舗加わるとすれば、単純計算で北米のATM台数は18%近く増えることになる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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