【株式市場】4月新年度相場への期待などで材料株中心に強く日経平均は反発

2017年4月3日 12:03

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万8977円37銭(68円11銭高)、TOPIXは1516.98ポイント(4.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億6147万株

 4月3日(月)前場の東京株式市場は、NY連銀のダドリー総裁が利上げを急がないといった内容の発言を行ったと伝えられたほか、4月新年度相場への期待も言われ、日経平均は反発し78円高で始まった後も堅調に推移。11時過ぎには81円13銭高(1万8990円39銭)まで上げ、前引けも68円11銭高(1万8977円37銭)となった。東証マザーズ指数と日経JASDAQ平均は小安い。

 ヤクルト本社<2267>(東1)が高値を更新するなど食品大手が高く、統合取りやめによって下げていた森永製菓<2201>(東1)も高い。4月から社名を「スバル」に変更したSUBARU<7270>(東1)は朝方堅調だったが円高気味のため一進一退。上場3日目のユーザーローカル<3984>(東マ)は高値を更新し、ベルグアース<1383>(JQS)は東京五輪に向けた緑化への期待などで高値を更新。

 東証1部の出来高概算は9億6147万株、売買代金は9781億円。1部上場2012銘柄のうち、値上がり銘柄数は1169銘柄、値下がり銘柄数は719銘柄となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【編集長の視点】エルテスは続落も新サービス提供開始で成長可能性を見直し直近IPO株買いの再燃が有力(2017/01/06)
【株式評論家の視点】キャリアは「働き方改革」の推進で、アクティブシニアの就労機会を創出(2017/01/07)
【編集長の視点】スタジオアタオは反落も独自ビジネスモデルの高評価が続き直近IPO株買いで上値チャレンジ余地(2017/01/10)
【株式評論家の視点】アグレ都市デザインは価格以上の価値を顧客に提供できることが強み(2017/01/11)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事