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アウディ、新型「R8スパイダー」の国内受注を開始
アウディ ジャパンは28日、フラッグシップスポーツモデル「R8」のオープントップモデル「Audi R8 Spyder(スパイダー)」をフルモデルチェンジし、受注を開始したと発表した。7月上旬より発売する。
「R8」は2006年に発売されたスポーツクーペで、オープントップモデルの「R8スパイダー」は2010年に登場。今回は初のフルモデルチェンジとなり、欧州では昨年7月に発売されていた。
新型はクーペと同様、ボディサイドのエアインテーク部にサイドブレードを装着することで、ミッドシップ スポーツであることをアピール。フロントには左右それぞれに37個のLEDを備えたLEDマトリックスヘッドライトを標準装備。LEDリヤコンビネーションライトの間にハニカムグリルを装着することでクーペとは異なる表情を演出する。フレームにはアルミとカーボンファーバー強化プラスチック(CFRP)を組み合わせた総重量わずか208kgの新世代のアウディ スペース フレーム(ASF)を採用し、ねじれ剛性を先代モデルとの比較で50%改善した。
エンジンには、最高出力540PSを発揮する自然吸気V10 5.2Lの高回転型エンジン搭載し、7速Sトロニックトランスミッションを介して、新開発のquattroフルタイム4WDシステムへと動力を伝達。電動油圧多板クラッチは、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配し、極限の状況では前輪または後輪のいずれかへ100%のトルクを伝達することも可能だ。また、低負荷時にはエンジンの片バンクを休止させるシリンダー オンデマンドを採用。アクセルペダルをオフにしたときにはエンジンを駆動系から切り離すコースティングモードとあわせて、高い燃費性能を実現している。
インテリアはモノポストデザインで各操作がドライバー中心に設計され、メーターパネル内に設置された12.3インチのTFTディスプレイに、スピードメーターやタコメーターだけでなく、ナビゲーション システムを始めとする様々な情報を表示できるアウディ バーチャル コックピットを標準装備した。
車両本体価格は2,618万円(税込)。
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