【注目銘柄】テクノスマートは自律調整一巡して切り返し期待、17年3月期配当予想を増額修正

2017年3月27日 15:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 テクノスマート<6246>(東2)に注目したい。コーター・塗工装置・乾燥機などを展開している。3月24日、17年3月期配当予想の増額修正を発表した。株価は1月高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、配当増額修正を評価して切り返す展開が期待される。

 17年3月期配当予想は期末6円増額して年間18円(第2四半期末6円、期末12円)とした。16年3月期の年間12円との比較でも6円増配となる。

 17年3月期の非連結業績予想は売上高が16年3月期比19.2%増の105億円、営業利益が同2.6倍の8億円、経常利益が同2.4倍の8億20百万円、純利益が同2.5倍の5億30百万円としている。

 海外向け光学フイルム関連塗工装置、車載用リチウムイオン二次電池用などの大型受注が増加し、増収効果や原価低減効果で大幅増益見込みである。受注環境良好で18年3月期も好業績が期待される。

 株価は07年来の高値水準となる1月高値875円から利益確定売りで一旦反落したが、週足チャートで見ると26週移動平均線が接近して自律調整一巡感を強めている。配当増額修正を評価して切り返す展開が期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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