【銘柄フラッシュ】ミロクなど急伸しシャープは3年半ぶりの高値

2017年3月13日 17:11

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 13日は、東芝<6502>(東1)が東芝テック<6588>(東1)の株式を売却するとの観測報道を受けて堅調になり3.2%高。東芝は朝の東証IR開示を通じて「検討している事実はない」と発表したが、東芝テックは新たな株主による新展開などへの思惑7.5%高となり昨年来の高値に接近。連想が広がり芝浦メカトロニクス<6590>(東1)も5.8%高となり昨年来の高値。西芝電機<6591>(東2)も東芝グループで5.7%高と昨年来の高値。

 北の達人コーポレーション<2930>(東1)は同社Web「PRニュース」コーナーに10日付で「5年で9つの10倍株を獲得した著者による相場予測本「いま仕込んでおくべき10倍株教えます!」にて当社が紹介されました!」と発表したことが注目されて再騰し15.5%高となり東証1部の値上がり率1位。イーブックイニシアティブ<3658>(東1)は第4四半期決算の一部黒字転換などが好感されてストップ高の15.0%高となり東証1部の値上がり率2位。

 ビューティガレージ<3180>(東1)は第3四半期の業績好調で3月初から急伸してきた相場が再燃とされて急反発となり11.0%高と昨年来の高値を更新、丹青社<9743>(東1)は1月決算などが好感されて大きく出直り10.0%高と戻り高値。KLab<3656>(東1)は3Dアクションゲームの92カ国での追加配信などに期待が強まり5.1%高と昨年来の高値。

 シャープ<6753>(東2)は東証1部への復帰の期待が衰えず3.9%高となり3年半ぶりの高値。ミロク<7983>(東2)は第1四半期の業績が好感されて朝方から大引けまでストップ高を続けて24.5%高。

 エムビーエス<1401>(東マ)は引き続き3月末の株主に対する株式10分割が好感されて材料再燃となり15.0%高。GNIグループ<2160>(東マ)は引き続き肺疾患治療薬が中国の保険当局の目録に収載されたことが言われて一段高の13.4%高。

 アエリア<3758>(JQS)は今期の黒字転換期待や6月末の株式2分割などの材料が再燃とされてストップ高の22.7%高となり2006年以来の高値を更新。フォーバル・リアルストレート<9423>(JQS)は10日から上値を試す動きが強まり7.7%高。13日の取引終了後に今3月期の業績・配当予想の増額修正を発表した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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