【株式市場】円安など好感し米国の財政出動にも期待強く日経平均は一時241円高

2017年3月1日 15:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万9393円54銭(274円55銭高)、TOPIXは1553.09ポイント(17.77ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億9364万株

 3月1日後場の東京株式市場は、米トランプ大統領の議会演説の内容が正午のニュースやその後の速報ニュースなどで伝わり、インフラ投資に1兆ドル(約110兆円)とされてコマツ<6301>(東1)や太平洋セメント<5233>(東1)などの関連株が一段高。日経平均は一段ジり高となり、14時30分にかけて295円56銭高(1万9414円55銭)まで上げた。前引けは安かった日経JASDAQ平均も堅調転換して14日続伸。東証マザーズ指数も高い。

 後場は、第一生命ホールディングス<8750>(東1)が株高による資産運用効果などに注目とされて一段ジリ高となり、ソフトブレーン<4779>(東1)は今年度中に新たな事業戦略や中期計画を策定するとの発表が期待を呼びストップ高。森尾電機<6647>(東2)は米国の高速鉄道に期待とされて一時ストップ高。オウチーノ<6084>(東マ)は新任取締役や定款一部変更が思惑視されストップ高。チヨダウーテ<5387>(JQS)は3月7日~9日開催の 「建築建材展2017」 に工期短縮などの新内装材システムを出展とされてストップ高。

 東証1部の出来高概算は19億9364万株(前引けは10億258万株)、売買代金は2兆3890億円(同1兆1296億円)。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は1426(同859)銘柄、値下がり銘柄数は456(同974)銘柄。

 また、東証33業種別指数は32業種が値上がり(前引けは22業種が値上がり)し、値上がり率上位の業種は、機械、保険、証券・商品先物、電気機器、化学、輸送用機器、情報・通信、医薬品、石油・石炭、ガラス・土石、金属製品、ゴム製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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