【株式市場】円高が再燃し日経平均は軟調だが好業績株や材料株が強い

2017年2月9日 12:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の前引けは1万8971円46銭(36円14銭安)、TOPIXは1519.60ポイント(4.55ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億3370万株

 9日(木)前場の東京株式市場は、円相場が再び海外市場から1ドル111円台の円高になったことなどが影響し、自動車株などが朝から軟調に推移。日経平均は9時30分頃に118円52銭安(1万8889円08銭)まで下押した。半面、8日に四半期決算を発表したスターツコーポレーション<8850>(東1)や三井海洋開発<6269>(東1)などの好業績銘柄が高く、日経平均も前引けは36円14銭安(1万8971円46銭)と持ち直した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 8日に四半期決算を発表したDeNA<2432>(東1)が上げ、同じくワコム<6727>(東1)も高い。アスカネット<2438>(東マ)はAIロボット企業への出資などの材料再燃となって急伸し、セレスポ<9625>(JQS)は8日発表の四半期決算の大幅増収増益が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は8億3370万株、売買代金は1兆50億円。1部上場2002銘柄のうち、値上がり銘柄数は861銘柄、値下がり銘柄数は964銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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