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アニメになったら絶対おもしろい!週刊少年マガジンの大人気漫画『ACMA:GAME 』(アクマゲーム)
アニメになったら絶対おもしろい漫画!天才達の頭脳バトルを描く、週刊少年マガジン連載の大人気作品『 ACMA:GAME 』(アクマゲーム)[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
今回は少し方向性を変えて、アニメ化して欲しい、アニメになったら面白いに決まってるぜ!! というアニメファンにも読んでもらいたい漫画を紹介します。
『風夏』『山田くんと7人の魔女』といった『週刊少年マガジン』連載作品のアニメを見ている方、ひょっとしたらこの作品を目にしたことがあるんじゃないかなぁと思います。CMにもちらりと映っています。近頃、本屋やブックオフでも目立つところに置かれ始めている作品です。
全く知らん! という方。ご安心を。紹介しますので。
■『ACMA:GAME』(アクマゲーム)とは?
『ACMA:GAME』とは、『週刊少年マガジン』にて連載中の頭脳系バトル漫画です。原作:メーブ、作画:恵広史によって描かれています。
恵広史先生の作品といえば、ドラマ化までされた作品、『BLOODY MONDAY』が有名です。実写化された作品があるなら、アニメ化もいけますよね?
実際、『ACMA:GAME』には非現実的な存在が多く登場するので、実写よりアニメ向きだと思うのです。
アニメ化を望んでいるこの作品のファンも、いっぱいいるはずです。
■天才系主人公の中でも天才っぷり描写が突き抜けている漫画
頭脳系バトル漫画とは言いましたが、異能力を使って殺し合うような漫画ではありません。登場人物たちの頭脳と頭脳がぶつかり合い、時に騙し、時に諭し、時にルールの裏を突く……そんな脳汁がプシャーッと出てきそうな熱い漫画なのです!
『LIAR GAME』『DEATH NOTE』のような作品が好きな方にオススメですね。
■主人公は高校生だけど超一流企業をまとめあげた人物
主人公の織田照朝は高校生でありながら、容姿、頭脳、身体能力、共に抜群。おまけに日本トップ財閥である”織田グループ”の総会長という超高スペック。友人からも、なんでも出来るハイスペックと称されています。
会社の会議でも率先して意見をまとめていき、
「なんてテキパキした会議なんだ。あの濃密な内容をたった二時間で……。とても高校生がさばいているとは思えない」
と社員の評判も高く、信頼されています。当然女子にもモテまくりです。羨ましい!!
この”織田グループ”、物語スタート時から見て八年前に、当時会長だった照朝の父・清司の死によって一時は分解、破綻しているんです。それをたった三年でまとめあげ、再びトップの座へと返り咲かせたのが照朝なのです。照朝は高校三年生なので、少なくても中学生の頃にはもう会社のために動いていたという……なにそれ凄い。
照朝は家族を愛し、会社を愛し、社員をも家族と称しすべての社員の顔と名前を記憶しています。なかなか出来ることではないです。すべての企業の社長が彼みたいだったら、ブラック企業などという言葉はなくなるんじゃないかなあ。と思わせるほど有能です。
■家族のために立ち上がる
そんな彼を悩ませているのは、世界中で起こっている大事件。大富豪の資産が次々何者かに奪われるという事件です。
織田グループが狙われる可能性も十分ある。けれど、何があっても父が築け上げた織田グループ(家族)は守ってみせる。そう誓う照朝。
しかし、ある日会社のビルにトラックが突っ込んできます。運転していたのは事件の犯人達です。家族のため、犯人グループと接触する照朝。
そうして巻き込まれるのが、“悪魔の鍵”という未知の力を持った道具を使って行われる”アクマゲーム”です。
毎回ルールの異なるゲームを行い、勝者は敗者から要求するものを奪うことが出来る――というものです。財産を奪われた大富豪達は、皆このゲームに敗れたのです。
こうして、照朝の家族を守るための戦いがはじまるわけです。
■頭脳戦が魅力
”アクマゲーム”の基本はルールの穴を突くことです。
ゲームを開始すると、はじめにルールの説明があります。ゲームの審判は悪魔が務め、公平なジャッジがくだされます。悪魔なので未知の力を持っていますし、イカサマは当然通用しません。また、プレイヤーは直接相手に危害を加えたり、外部の人間を使って攻撃することも出来ません。しかし、ルールで禁止されていないことならば何をしてもOKなのです。つまり、ルールを破らない範囲内で、いかにルールで禁止されていない戦法を使い相手を欺くのかがポイントとなってくるわけなのです。
また、“悪魔の鍵”の保有者は一つだけ能力を持つことが出来ます。
しかし、この能力がまた癖モノなのです。←ここ重要!
■一癖もふた癖もある固有能力も魅力的
主人公・織田照朝の能力は「一分間の絶対固定(リミテッド・パーフェクト)」。ゲーム中に一度だけ、指定したモノを一分間固定する能力です。
えっ、そんな能力どうやって有効活用するの? そう思いますよね。でもうまいこと使っちゃうんですよ。
他のキャラクターの能力も
「万物目覚(オールタイマー)」。
指定したモノにタイマーを機能をつけ、音を鳴らすことが出来る。
「肯定する従順羊(イエスマン・シープ)」
指定した対象に質問をぶつけ、一度だけ「Yes」と答えさせる。
など、一見使い勝手のわからない能力ばかり。そんな役に立たなそうな能力をうまく活用していくのも『ACMA:GAME』の魅力の一つなのです。
■”アクマゲーム”の例
肝心のゲームはどんなものがあるの? 気になりますよね。少し、紹介しちゃいます。
ゲームには100%頭脳戦のものから、身体能力の高いものが有利になれる体を動かすゲーム、複数のプレイヤーと組んで戦うチーム戦まで様々です。体を動かすゲームだからといって、必ずしも身体能力で勝っている方が勝つというわけでもないのが面白いところです。
そんな”アクマゲーム”の一部を紹介します。
『妄想最強決定戦』
プレイヤーが最強だと妄想したモノ同士を戦わせる。サブプレイヤーは勝つと思う方に投票し、その結果によって勝敗が決する。しかし、サブプレイヤーにはどちらの妄想戦士が味方のプレイヤーが作ったものなのかは知らされない。
『5スペルサバイバル』
自分で考えた能力を駆使して戦う5on5のサバゲー。ただし能力は五文字で表現しなければならない。相手プレイヤーと文字がかぶってしまうと、能力が発動しない。能力名を当てられると10秒間硬直し、能力が使えなくなる。
『百金争奪』
金貨を賭けチェスのような5つの駒で戦うゲーム。駒にはそれぞれ強弱があり、一度使った駒は二度と使えない。戦う駒を一つ選び、同時に選んだ駒を明かす。強い駒を選んだほうが勝つ。賭ける金貨の額はランダムで決まる。一度だけ駒を一段回上の強さにさせるレベルアップダイヤが使用可能。どのタイミングでどの駒を出すかという駆け引きが問われるゲーム。
『映影頭踏』
光る球が移動する真っ暗な部屋で行う影踏み。
どれも面白そうで、実際にやってみたいものですよね。最も、負けて何かを奪われるのは嫌ですけど。こんなにたくさんの面白そうなゲームを考えられるなんて、メーブ先生の頭の中はどうなっているんでしょう。
とまあ、そんなこんなで作中で繰り広げられる騙し騙されの戦略・心理戦の数々は読んでいて手に汗握ること間違い無しです。
ぜひともアニメ化してもらいたいものです。
『ACMA:GAME』は現在、20巻まで発売しています。週刊少年マガジンの公式では第一話と最新刊の試し読みが出来ます。また、『BLOODY MONDAY』の方も講談社コミックプラスにて試し読みが可能ですので、少しでも気になった方はぜひ読んでみてください。
http://www.shonenmagazine.com/smaga/acmagame Copyright © 2008-2016 Kodansha Ltd. All Rights Reserved.
(あにぶ編集部/星崎梓)
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