スズキ、新型バイク「ジクサー」発売、インド生産車を初めて日本へ

2017年1月18日 21:59

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150ccの新型ロードスポーツバイク「ジクサー」(スズキの発表資料より)

150ccの新型ロードスポーツバイク「ジクサー」(スズキの発表資料より) [写真拡大]

 スズキは18日、150ccの新型ロードスポーツバイク「ジクサー」を27日より発売すると発表した。

 「ジクサー」は、2014年にインドで生産・販売を開始したモデルで、現在では、アジアや中南米を中心に輸出されている。インドでは、13の部門でバイクオブザイヤーを受賞するなど、好評を得ており、今回、スズキがインドで生産するバイクとしては、初めて日本市場へ投入される。スポーティーなデザインと力強い加速性能、優れた燃費性能を兼ね備えたロードスポーツバイクで、軽二輪車の新規需要開拓を目指す。

 デザイン面では、ヘッドライトからタンクまでの一体感やボリュームのあるタンクとスリムなシートによる抑揚のあるデザインなど、スポーティーなスタイリングに。車体色は、青、黒、黒/赤の3色を設定している。

 エンジンは、フリクション低減や燃焼効率向上を図った専用開発のコンパクトな154cm3エンジンを搭載。軽量で剛性の高いフレームに搭載することで、最高出力10kW/8,000rpm、最大トルク14Nm/6,000rpmという力強い加速性能と、58.8km/Lの優れた燃費性能を発揮。車両重量も、装備重量で135kgという軽量を実現した。

 機能面では、視認性の高いフルデジタル表示の液晶多機能メーターを搭載。任意に設定したエンジン回転数に到達するとランプの点灯/点滅でシフトチェンジのタイミングを知らせる「RPMインジケーター」、一目でギヤポジションがわかる「ギヤポジションインジケーター」、便利な時計と切替式の「オドメーター/ツイントリップメーター」などを提供する。

 インナーチューブ径41mmと大径のフロントフォーク、7段階調整式のリヤサスペンション、大径の前後輪ディスクブレーキなどを装備。リヤタイヤには140サイズのラジアルタイヤを採用し、燃料タンクは、長距離の走行に安心な大容量12Lとしている。

 メーカー希望小売価格は31万6,440円(税込)。年間目標販売台数は720台。

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