【銘柄フラッシュ】トランプ氏の会見を控え材料株物色が強まりT&Cメディカルサイエンスなど急伸

2017年1月11日 17:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 11日は、日本時間の12日未明に予定される米トランプ次期大統領の当選後初の記者会見をまえに材料株を個別に選別買いする展開。東証1部の値上がり率1は日本カーボン<5302>(東1)となり、米ゼネラル・エレクトリック(GE)の最新の航空機エンジンに同社などの炭化ケイ素(SiC)繊維が採用される見通しと日本経済新聞で伝えられたことが材料視されて22.1%高。一時2009年来の高値。2位は株価ひとケタのキムラタン<8107>(東1)の14.3%高。3位はパルグループホールディングス<2726>(東1)の9.7%高となり、10日発表の四半期業績などが好感されて戻り高値を更新。

 オルトプラス<3672>(東1)は9.6%高となり、SHIFT<3672>(東マ)との合弁会社が人工知能テクノロジー(AI)を搭載したチャットシステムによる新サービスを試験導入との発表が好感されて急伸。川田テクノロジーズ<3443>(東1)は業績好調でチャート妙味があり信用取り組みも強いとされて7.6%高と2000年以降の高値を更新。

 ジュンテンドー<9835>(東2)は10日に四半期業績と株主優待を発表し大引けまでストップ買い気配を続けて19.9%高。ウェルス・マネジメント<3772>(東2)は京都にあるホテル取得後の展開に期待とされて12.5%高と急伸。

 エムビーエス<1401>(東マ)は10日の四半期決算発表と業績予想の増額が好感されてストップ高の14.9%高と急伸。TOKYOBASE<3415>(東マ)は10日昼発表の四半期決算と通期見通しの増額修正が連日好感されて11.1%高となり昨日のストップ高に続き大幅続伸。シンシア<7782>(東マ)は好業績の再評価などとされて10.5%高となり出直り拡大。

 T&Cメディカルサイエンス<3832>(JQG)は11月決算の発表が接近とされて期待が強まり37.9%高と急伸。テクノホライゾン・ホールディングス<6629>(JQS)は自動運転技術関連製品の発表が好感されて26.2%高の急伸。AKIBAホールディングス<6840>(JQ)は12月下旬に発表した科学技術計算用のスパコン開発企業の子会社化などを材料視する動きがまたもや活発化とされて発表直後の急伸に続く3度目の急伸になり23.4%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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