カシオ、GPSやカラー地図を搭載したアウトドア型リストデバイス

2017年1月6日 04:47

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リストデバイス「WSD-F20」(カシオ発表資料より)

リストデバイス「WSD-F20」(カシオ発表資料より)[写真拡大]

 カシオは5日、防水性と堅ろうな耐環境性能を備えたリストデバイス「Smart Outdoor Watch」の新製品「WSD-F20」を4月21日に発売すると発表した。

 スマートフォンを取り出しにくいスポーツを行っているときや、スマートフォンを携行できないシーンで素早く知りたい情報を確認できるリストデバイス。OSにAndroid Wear 2.0を採用し、低消費電力GPSとオフラインで使えるカラー地図機能を備える。また、5気圧防水機能に加え、米国防総省が制定した米軍の物資調達規格MIL-STD-810Gに準拠し落下、振動などの試験をクリアしている。

 さらに今回、多彩な表現での見やすさが特徴のMapbox社の地図データを採用。行き先の地図を事前にダウンロードしておけば、GPS情報と組み合わせてオフラインでも自身の位置を確認できる。なお、同製品の利用には、Android4.3以上、iOS 9以上を搭載したiPhone 5以降のスマートフォンを必要とする。

 新機能の「ロケーションメモリー」アプリは、サイドボタンでダイレクトに起動でき、瞬時に現在地の確認ができる。さらに、行動の軌跡を残せるほか、地図上に文字やマーカーでメモを残せるるので、登山中の景観や、釣りのポイントなどを地図上にメモをつけて再訪するときに役立てられる。

 色はオレンジとブラックの2色。価格は5万1,000円(税別)。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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