スズキ、「スイフト」を全面改良、マイルドハイブリッド車も追加

2016年12月27日 22:02

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「スイフト HYBRID RS」(写真:スズキ発表資料より)

「スイフト HYBRID RS」(写真:スズキ発表資料より)[写真拡大]

  • リヤスタイリング HYBRID RS
  • 新プラットフォーム「HEARTECT」
  • HYBRID RS インパネ
  • HYBRID RS インテリア
  • XG スーパーブラックパール
  • ラゲッジスペース
  • K12C型デュアルジェット エンジン

 スズキは27日、小型乗用車「スイフト」を全面改良し2017年1月4日から発売すると発表した。価格は134万3,520円から170万4,240円(税込み)。

 スイフトは、2000年に発売されたコンパクトカー。現在発売されているモデルは2010年に登場した3代目となり、今年4月には世界累計の販売台数が500万台を突破している。

 フルモデルチェンジで4代目となる新型「スイフト」は、ハンドリング性能のさらなる向上に加え、マイルドハイブリッドや軽量化と高剛性を両立させた新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用。走行性能と燃費性能の向上に加え、居住性と積載性を両立させている。ボディーやエンジン、足まわりなど車両全般にわたり徹底した軽量化が図られ、従来モデル比で120kgの軽量化に成功している。

 1.2L自然吸気エンジン搭載車には、ISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせ、スイフト初となるマイルドハイブリッド車を設定、2WD車で27.4km/Lの低燃費を実現している。熱効率の向上によって低燃費を追求したK12C型デュアルジェット エンジンにより、優れた走行性能と燃費性能を両立。「RSt」グレードでは、1.0L直噴ターボのブースタージェット エンジン(無鉛レギュラーガソリン対応)と6速AT採用しており、力強い加速感が得られる動力性能と、優れた燃費性能を両立している。

 さらに、同社初の装備として、単眼カメラとレーザーレーダーによる衝突被害軽減システム「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」を採用。また、周囲の状況に合わせて自動でハイビームとロービームを切り替えるハイビームアシスト機能も付加されている。安全装備と運転サポート機能では、前走車との距離を一定に保つアダプティブクルーズコントロール(ACC)も装備する。

 月間販売目標台数は3,000台。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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