KDDIなど、3次元地図で安全に飛行する「スマートドローン構想」を発表

2016年12月20日 08:05

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「空の3次元地図」を基にした運航イメージ(KDDI発表資料より)

「空の3次元地図」を基にした運航イメージ(KDDI発表資料より)[写真拡大]

 KDDIは19日、ドローンを飛行させるための専用基盤「スマートドローンプラットフォーム」の商用化に向けて、ドローン開発のプロドローン、地図製作のゼンリンと業務提携すると発表した。

 「スマートドローンプラットフォーム」は、ドローン機体、3次元地図、運航管理情報、クラウドで構成される。同プラットホームによって、モバイル通信ネットワークにつながったドローンの自律飛行や衝突回避など飛行ルート管理、およびドローンが取得したビックデータの蓄積・分析も可能となる。

 今後、同プラットフォームを活用し、設備検査や農業支援、災害救助などのソリューションや、撮影サービスなどのコンシューマー向けサービスなどを提供していく。そして、さまざまな分野でネットワークにつながったドローンが活躍する「スマートドローン構想」を推進していくとしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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