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スズキ、新型「ランディ」を発売、居住性や実用性、安全性を向上
スズキは13日、3列シート8人乗りミニバン「ランディ」を全面改良し、20日より発売と発表した。
ランディは、日産自動車の「セレナ」をベースとして、スズキが日産よりOEM供給を受けている車種で、2007年に初代が発売された。セレナのモデルチェンジに合わせて、2010年に2代目を発売。今回のフルモデルチェンジにより、ランディとしては3代目のモデルとなる。
新型「ランディ」は、運転しやすい車体サイズを維持しながら、ゆったりくつろげる広い室内空間を実現。2列目シートの超ロングスライドに加え、3列目シートにもスライド機構を採用することでより多彩なシートアレンジを可能とした。2通りに開く「デュアルバックドア」や、フタを開いて給油口にそのままノズルを差し込むことが出来る「キャップレス給油口」などを新採用し、利便性を向上させている。
安全装備では、車両や歩行者との衝突回避をサポートする「エマージェンシーブレーキ」を全車に標準装備。アイドリングストップ時間の拡大などにより2WD車の燃費を向上させるとともに、これまで2WD車のみだったスマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)を新たに新たに4WD車にも搭載した。
グレードは、2代目と同様、「2.0S」、「2.0X」、「2.0G」の3体系を用意しており、「2.0S」はS-HYBRIDを搭載しない2WDのみ。
メーカー希望小売価格は、「2.0S」が250万200円、「2.0X」の2WDが272万1,600円、4WDが296万5,680円、「2.0G」の2WDが296万1,360円、4WDが324万8,640円(いずれも税込)となっている。目標販売台数は年間で1,200台。
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