USJ、任天堂のテーマエリアを2020年までにオープンすると発表

2016年12月13日 04:43

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「SUPER NINTENDO WORLD」のイメージ(ユー・エス・ジェイ発表資料より)

「SUPER NINTENDO WORLD」のイメージ(ユー・エス・ジェイ発表資料より)[写真拡大]

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は、任天堂のキャラクターとその世界観をテーマにしたエリア「SUPER NINTENDO WORLD」をオープンすると発表した。オープンは東京五輪開催前を予定している。

 任天堂のテーマエリアは、米国オーランド、ハリウッドと日本の世界3カ所にあるユニバーサル・スタジオのテーマパークにオープンするが、その中で日本が第1号となる。

 テーマエリアには「スーパーマリオ」シリーズを中心に任天堂キャラクターが多数集結し、任天堂のゲームの世界が再現される。テーマエリアは最新鋭技術を活用した世界初ライド(乗り物)によるライド・アトラクション、インタラクティブ・エリア、ショップ、レストランを有する二層構造の巨大複合エリアになる。投資額は日本のみで500億円を超える規模になるという。

 関西大学の宮本勝浩名誉教授の試算によると、テーマエリアのオープン後の経済効果は、10年間で近畿圏において約6.2兆円、全国では約11.7兆円、雇用効果は約108万人になるという。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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