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近鉄、鉄道案内アプリ「近鉄アプリ」を開始、運行情報通知も
スマホアプリ「近鉄アプリ」と駅に設置される「情報配信ディスプレイ」および駅係員が携行するタブレット端末。(近畿日本鉄道の発表資料より) [写真拡大]
近畿日本鉄道は5日、13日13時より、鉄道案内アプリ「近鉄アプリ」の提供を開始し、同時に、より早く運行情報を知らせるサービスとして、同アプリ内で「運行情報プッシュ通知サービス」を始めると発表した。
「近鉄アプリ」は、関西では初となる運行情報を含めた総合的な鉄道案内アプリとなり、ダイヤ案内や特急券のネット発売、駅構内図といった鉄道利用に便利サービスを提供する。「運行情報のプッシュ通知」では、生駒ケーブル・西信貴ケーブルを除く近鉄各路線で、列車の運転見合わせや遅れ等のダイヤ乱れが発生した際、利用者のスマートフォン画面に運行情報をプッシュ通知で知らせる。通知は最大10路線まで選択でき、頻度や、曜日、時間の設定も可能。
近鉄アプリの機能に関しては順次拡大が計画されており、来年夏頃には、リアルタイムで列車の走行位置を表示する「列車位置情報提供サービス」も開始する予定。
近鉄では、アプリだけでなく駅で提供する運行情報も拡大するため、「情報配信ディスプレイ」の設置駅も拡大する。現在はターミナル駅を中心に31駅に設置され、ダイヤ乱れの際に運行情報や振替輸送の案内を表示しているが、今後は75駅に順次増設する。また、新たに駅係員が携行して手元でリアルタイムに列車の走行位置等を見ることができるタブレット端末に関しても、12月よりターミナル駅や乗換駅を中心とする55駅に順次導入するとしている。
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